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一冊の本が、ときには大きな力を贈ってくれます。素敵な本との出会いがありますように。
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土を喰う日々 −わが精進十二ヶ月−

型番 1751
販売価格 400円(内税)
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■著者:水上 勉■出版社:新潮社/新潮文庫/1992年11月/235頁/状態 A/カバー    



著者は9歳で若狭から京都出て、禅寺・相国寺で和尚から精進料理の作り方を教えられた。畑で育てた季節の野菜を材料にして心のこもった惣菜を作った昔の経験をもとに、自ら包丁を持ち、一年にわたってさまざまな料理を工夫してみせた、貴重なクッキング・ブックである。同時に、香ばしい土の匂いを忘れてしまった日本人の食生活の荒廃を悲しむ、異色の味覚エッセイ。(紹介文より)
今の飽食の時代、「食事とは人生の一大事である」という一文が心に響き、質素なはずの精進料理が実はとても贅沢なものと気づかされます。