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一冊の本が、ときには大きな力を贈ってくれます。素敵な本との出会いがありますように。
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野草の自然誌 −植物分類へのみちしるべ−

型番 0395
販売価格 900円(内税)
在庫数 0

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■著者:長田武正
■出版社:講談社
/講談社学術文庫 /発行2003年7月 /初版・絶版 /269頁 /状態 A /カバー


植物分類学を専攻して50年になる著者は、最近やっと野の草たちが向こうからしきりに話しかけるようになったという。身近な野草への深い思いと、野の花のけなげな生きざまに触れ、綴られた野草入門書。
日本の植物図鑑のルーツといわれる江戸末期の飯沼慾斎翁の『草木図説』よりのさし絵と、自筆の精緻なペン画がそれぞれに添えられています。
野外植物を求めて歩きまわる姿が奇異に見れた昔と違って、自然への関心や植物への興味は高まっていて喜ばしいが、自然破壊に手を貸していないかと危惧するという。
どんなにありふれた小さな花でも同じように美しく、驚かされるから、もっと身近な足もとにある自然ー野の花ーに目を向けてほしいと語り、この本を書いた最大の目的は自然保護だということです。