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一冊の本が、ときには大きな力を贈ってくれます。素敵な本との出会いがありますように。
ぜひ、ごゆっくりご覧になってください。

 

 

『 ケストナー 』

 

vol.16
 



ドイツ生まれの作家 
エーリッヒ・ケストナー。

彼が世に遺した作品は


「エーミールと探偵たち」
「点子ちゃんとアントン」
「飛ぶ教室」
「エーミールと三人のふたご」
「ふたりのロッテ」
「動物会議」
「わたしが子どもだったころ」
「五月三十五月」
「サンタクロースにインタビュー」

など。


彼の作品には
知的な愉快さと
人生の悲哀
が込められている。


世代を超えて愛され続ける
ケストナー作品。
その作品はいずれも
子どもへの愛
にあふれている。


世の中には
楽しいことだけでなく
辛いことや悲しいことも
同じだけあるのだということを
子どもたちに包み隠さず伝えようとした
ケストナーの
誠実さ
が私は好きだ。


2020.3.25